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2020年 10月 18日 世界史の勉強法!

 

みなさんこんにちはこんばんは!一橋大学4年の前田尚樹です!

 

 

 

さて最近はというと特にこれと言った話題もなく平凡な日々が続いていますが、来年の大学院試に向けて受験勉強を始めました!みなさんと同じで僕も受験生なので自分に負けないよう頑張ります!ちなみに受験科目はマクロ経済学とミクロ経済学の2教科だけっぽい(今のところはたぶん)ので大学受験生より楽っちゃ楽ですが気を抜かないようにします。

 

さてそんなことはどうでもいいですね。

先日数学について熱く語ったブログを書きましたが今日は世界史ということで、自分の経験をもとに書いていければなあと思うのでお付き合いください。今回の世界史勉強はこれから受験勉強をするであろう高2生を対象においてますのでご了承ください。

 

世界史の勉強においてコツは大きくわけて二つ

一,タテとヨコを意識する

二,教科書の言葉を「記号」ではなく「言葉」で理解する

 

です!なんのこっちゃ?と思う方が多いと思うので詳しく書いていきます。

 

 

一,タテとヨコを意識する

 

まあこれはよく言われている話ですね。タテというのは一国や地域の歴史でフランス史とか中国史とかでいわれているものですね。教科書とかの構成は基本的にある国のタテ(だいたい500年くらいですかね)を少しやって、次の国やってある程度国々まわったら最初の国に戻ってくる形になっています。

なので世界史のタテというのは世界史の基本中の基本をなすものなので今もやっているかと思います。

 

大事なのはヨコ

 

この時代には世界中で何が起こっているのかを確認するのがヨコの勉強になります。15世紀くらいまではタテの勉強だけでなんとかなりますが、大航海時代を経て世界の国々が繋がりそこからもうぐっちゃぐちゃになります。

それを防ぐには15世紀までの勉強でしっかりヨコを意識できているかが大事です。今ローマ帝国の5賢帝の勉強をしてたとして、同時期の中国では何がおこっているのか中東らへんでは何が起こっているのかしっかりと確認してみましょう!意外な発見がいろいろありますよ!

僕が一番驚いたのはササン朝ペルシアとビザンツ帝国の争いです。確かササン朝は結構序盤で出てくるので古代のイメージ強かったのですがビザンツ帝国の勉強のときにササン朝と同世代と確認してびっくりした思い出があります!

このようにどの国地域の勉強をしていたとしても常に他の地域って何があったっけ?って確認するようにしましょう!

 

二,教科書の言葉を「記号」ではなく「言葉」で理解する

かなり哲学的ですね。そんなに難しい話ではないです。世界史の勉強でよく教科書よんだりとか参考書読むこととか多いとは思いますがその時に注意しなきゃいけないのはテキストに書いてある記述を「記号」として扱ってしまうことです。例えば東進の人気講座ハイレベル世界史のテキストの文章には九品中正についてこう書かれてます。

 

漢代の郷挙里選に代わり、魏で始められた官吏登用制度。豪族を押さえるため地方の人物を9等級に分け、中政官の報告で官に任用する。中正官豪族の結びつきから、豪族の子弟が上級官僚を独占し、門閥貴族が形成される。

 

↑こういう文章をただ読むだけになってませんかね?ただ滑るように読むのではなく、当時のイメージを膨らませながら理解することが何よりも大事です。そうすることで「豪族」がどういう人たちなんだろうとか、「中正官」って何する人たちなんだろうと疑問が湧いてくるはずです。

そうした疑問に対してテキストを読み返したり、Wikipediaを見たりして解決することが世界史ができるようになる方法だと思います!

以上!世界史の勉強法でした!