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2019年 5月 8日 ☆英語の勉強法について☆




 

こんにちは!!

東京学芸大学 中等教育教員養成課程 英語専攻の菅沼颯太です!

今回は多くの生徒が苦手とする英語の勉強法について、語りたいと思います!

英語の入試問題では、ほぼ100%英長文が出題されるので、英長文の攻略法をお教えします!

まず英長文を読むにあたって、必要な力は

1.単語力

2.文法力

3.構文力

4.速読力

5.英語を英語のまま理解する力(技術)

だと僕は考えます。

1の単語力はほとんどの人がやっていると思いますが、単語帳を使うことをオススメします。単語帳の使い方は、1日のノルマを決め、それを毎日達成することです。単語帳は一回覚えただけでは、入試では通用しません。長期記憶を目指すためにも、単語帳の毎日の取り組みは不可欠です。登下校時や、寝る30分前にやるのが良いでしょう。

2の文法力はまず文法の参考書の取り組みます。これも単語帳と一緒で毎日取り組み、長期記憶を目指します。しかし文法は単語と違って、理解も必須です。(特に関係詞which who whose what when….を含む文の原形は何なのかなど)

長文問題からは離れますが、センター試験や二次試験の文法問題で重要なのは文法や語法を覚えているのもそうですが、何といっても問題を見たときすぐにどこの分野の問題なのかを把握する力です。その力が不足していると、どんなに記憶が完璧でも、どこの記憶の引き出しを開けたら良いかわからなくなってしまいます。参考書やってるけど、文法問題の点数がなかなか上がらないという人の多くは、この力が不足してると思います。演習を重ねて、その力を鍛えましょう!

3の構文力は英文に正しくS V O C などを当てはめる能力です。これが不足しているとmake O Cなどを読み解く際の文法力を発揮する部分で支障が出ます。OやCが分からなければ、いくらmake O Cが OをCにする という意味であると分かってていても、文章の理解は不可能です。構文力は構文力を鍛える用の参考書(二次対策だったらポレポレなど)を使ったり、読解に手こずる文章を中心に直接SVOCを書き込む練習をするのが良いでしょう。

4,5の力はとにかく音読だと思います。声に出しながら英文を読むときは、黙読しているときよりも余計な神経を使います。音読をしながら英文の内容を理解する訓練をすれば、試験中と同じ環境、英文を黙読するときには楽に読解ができる、という考えです。速読=早く内容を理解することです。音読で読みながら英文の内容を理解していくことを辛抱強く重ねれば、次第に脳も慣れ、読むスピードは上がっていきます。また英語を英語のまま理解する力も、音読の際、そうするように意識して読み、その感覚を身につければ格段に上がります!

加えて、英語を英語のまま理解する必要性が分からない人がいるかもしれません。実は英語の長文問題で時間が無くて終わらないという人の大半はこの力の不足が原因です。私たち日本人は日本語を読むとき日本語を異なる言語にいちいち訳すでしょうか。そんなことをしていたら時間がかかってしまいますよね。それを英文を読むときにやってしまう人がいます。つまり英語をいったん日本語に訳してから、理解しているのです。いや自分日本人だし…と思うかもしれませんが、英語を英語のまま日本語に訳さずに理解することは、英語の問題を制限時間に解ききるのに時間的に不可欠です。

 

いかがだったでしょうか。これだけ言っておいて難ですが、人によって適した勉強法は変わってきます。上記の勉強法は僕が最も多くの人に当てはまるものだと考えているものです。世の中に絶対の勉強法はありません。だからこそ、書店に行くといろんな人が書いた多種多様な参考書がズラリと並べられています。どうか一つの勉強法に依存せず、他の人にも聞いてみたり、自分でアレンジしたりして、自分に最も適した勉強法を見つけ出してください。

この文章を見てくだっさた方が自分の第一志望校に合格できることを心から祈っております!