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2020年 3月 27日 数学について!

みなさんこんにちは!一橋大学商学部3年の前田尚樹です!
 
 
 
最近のニュースではコロナウィルスについてもちきりですね。
デマやフェイクニュースに踊らされず適切な情報収集をして“正しく恐れる”ことが大切だと思いますので
みなさんネットリテラシーはしっかり持っていきましょう。
 
東進ハイスクール春日部校は、予防対策を万全に朝から校舎を開けています!東進生のみなさんは自宅受講を活かして家でやるのもヨシ!集中できる校舎でやるのもヨシ!ですが
この春休みで周りの受験生よりも差をつけてやるんだという気持ちで頑張っていきましょー!
 
 
 
 
 
さてちょっと真面目な雑談はこの辺にして杉田先生の最後のブログの次にふさわしい数学についてお話ししていきます
 
 
 
 

俺/私は私文だからパス、、、と思ったそこのあなた!まあ何はともあれ見てってくれると嬉しいです。
自分も出来ない頃はそうだったのですが数学ってなんのためにやっているのかイマイチよく分からないし、よくわからない記号の羅列で嫌い!って人が多いと思います。
しかし、数学は見方が変わると大変面白い教科ですし将来の汎用性がめちゃくちゃ高いです!なので今日は数学をなぜ学ぶのかとしっかり伸ばせる勉強法を自分なりに書いていきます。
 
 
 
 
 

1.なぜ数学を学ぶのか

これは数学者の方に聞いた方が1番いいと思いますが自分なりに思うことを書いていきます。
まず数学は平たくいえば
 
“全人類(なんなら宇宙人も?)が必ず納得する”学問
 
です。数学はまず定義というものを決めてその定義に沿って必ず導き出せる定理(公理もありますが割愛)を証明し、大学受験ではその“誰がなんと言おうとも絶対に合っている定理”を基に答えを作り出します。
これだけだとよく分からないと思いますので、少し簡単な例をだしましょう。
 
 

三角比というものは直角三角形の辺の比で定義されます。sinθだったら(θの対辺)/(斜辺)で定義されるはずです。
(文章で説明するのは中々難しいものですね)
定義というものは昔の賢い数学者が作ったルールのようなものですので、とりあえずそう名前をつけたんだなと思ってくれたら大丈夫です。その定義をもとに正弦定理余弦定理が証明でき、ここで証明する際に使うのは三角比の定義と中学数学までの定理のみです。何が言いたいかというと三角比をそのように定義すれば必然と出てくるのが正弦定理や余弦定理であり、
これは誰がやっても同じ定理が出てくるはずです。
これってめちゃくちゃすごいことじゃないですかね!?
 
 
 
数学を学ぶ理由はここにあると思っています。
数学の考え方は定義を明確にした上でそこから導き出せるものを定理として用います。これがいわゆる論理的というものでありまして、
日常生活でめちゃくちゃ応用可能です。
人に何かを説明する時や納得してもらう時に、まずお互いが理解できるように言葉を定義した上でそこから導き出せるように説明すると相手に伝わりやすく論理的に言葉を伝えられます。普段からそんなことやってたらやばい奴ですがここぞという真面目な話のときはやってみるといいかもしれませんね!
 
 
そんな思考ができるようになるのが数学を学ぶ1番の理由だなあと思う今日この頃です。
 
 
 

2.これで伸ばせる!数学の勉強法!
 

ここからは数学受験をする方向けに書いていきます。
 
 
 
結論を先にいうと、伸ばせる数学の勉強法は
考えながらやることです。
数学は
①概念理解→②解法理解→③初見問題に対するアプローチ
の順に勉強していくのが基本です。
 
高校生のみなさんでお悩みが1番多いのが数学が伸びない、解けない、分からないです。
これの根本的な原因は①と②のどこかで暗記をしてしまっていることが多く、今まで解いた問題しか解けないor公式は知っているけど使えない状態に陥っていることが多いです。
 
やはり数学は誰がどう見てもそうなる学問なので、なぜそうなるのかというものを理解していかないと問題は解けないんだろうと思います。
 
 
 
教科書やテキストの概念理解のときもチャートや演習問題を解くときの解法理解も、なぜそうなるのか自分で常に納得させる、つまり自分自身に説明できるように言葉にしながら勉強することが大切です。
 
これが考えながらやるという意味でいかに暗記を減らすかが数学のミソになっていきます!