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2022年 8月 2日 ☆過去問の分析方法(英語編)☆

みなさんこんにちは!


早稲田大学政治経済学部1年の内山琴未です。

 

私は今日から正式に夏休みに入りましたが、、

計画を立てないと2ヶ月があっという間に過ぎ去ってしまいそうだなと予感したので、やりたいことをまず書き出してみたら…

行きたい場所、観たいもの、食べたいもの、やりたいことなどなど盛り沢山になりました。

綿密な計画と立てて、この2ヶ月を充実させたいです、いや、させます!!

 

もちろん勉強も頑張りたい!

TOEICと資格の勉強です。

 

受験期の夏は、言ってしまえば勉強「しか」しなかったわけですが、大学生の夏のように縛りのない長期間の休みは人生初めてのことで、

この2ヶ月をいかにして自分のためになるものにできるか、自分を試されているようでワクワクです🌟

ポジティブさは誰にも負けません、我ながら好奇心旺盛です(笑)。

 

 

それでは私の話はここら辺にしておいて、、

 

本日のメインメニューは、過去問の分析方法(英語編)です!!

8月は過去問の季節ですからね!

あ、ここで言う過去問は、共通テストではなく、国立2次・私大の過去問のことですよ!

 

もう2次私大の過去問を解くの?!と思ったそこの君。

はい、もう解きます!

 

高校の先生などには、まだ解けないのだから解かなくて良いと言われることがあるかもしれませんが、10月から第1志望校の過去問を解き始めるのでは遅いです、と、一人の元東進生として主張させていただきます。

 

もちろんこの段階に入るためには基礎固めができていることが前提ですが、

夏のうちから本番のレベルをしっかりと把握して、分析して、試行錯誤を重ねるからこそ得点力を伸ばせると言うわけです!

 

ではでは!実際に、どのようにして解いた過去問を分析すれば良いか、私が実践していたことを紹介します!

前置きが長くてすみません。。💦

勉強法と同じで正解はありませんが、この方法はかなりおすすめです!

全体的な方法と、細かい方法の2方向から説明します!

 

1、全体的な方法(英語に限らず使える!

①大問ごとに、内容を書き出す

2次私大の問題は、大学ごとに出題傾向が大きく異なるのが特徴です。この作業をすることで、自分の志望校の英語の出題傾向を見える化することが目的です。

例えば、

・文法問題→空所補充/並べ替え、記号/記述

・長文問題→長さ、話題、物語か論説か

・英作文→語数、話題、形式

などの点を、できるだけ詳しく分析します。

 

②大問ごとに、得点率と所要時間を記入する

過去問って、解いたら答え合わせをして得点を出して、一喜一憂しがちです。嬉しい気持ちも悲しい気持ちもよく分かりますが、それより大切なのはその理由です!!

つまり、どの大問がよくできて高得点につながったのが、逆に全体の点数に響いたのかを分析する必要があると言うことです。

ここでもう一つポイントになるのは得点率の算出方法です。配点ではなく、正答数/設問数で計算しましょう。こうすることで、配点の高い/低いに左右されることなく自分の得意と苦手が可視化されます。

ここまでこれば、得点率が相対的に低い部分と、時間がかかり過ぎている大問が自分が特に苦手な設問だとわかるので、そこを強化する勉強を取り入れればよいのです!

点数が低くても落ち込む必要はありません。伸び代が大きい=得点を大量に伸ばせるチャンスですよ!

ちなみに、時間がかかっても点数が取れているのであるばあとは時間を縮めるためには実践あるのみです。

 

③全体の感想、次へ活かす点、次に試してみる方法を記録する

感じたことって、意外とすぐに忘れてしまいます。問題を解いてみて思ったこと、感じたことを日記のように書き連ねましょう。回数を重ねるごとに問題への感じ方は自ずと変わって来るので、自分の成長を感じられる良い機会になるし、モチベーションにも繋がります!!

Feeling面以外では、あとは実践的な反省点を記録しておく必要があります。①と②の過程を通して見えてきたポイントをもとに、次解くときはの注意点を必ず書いてくいださい。ここ、分析で一番大事!!!これでこそ分析!!!

次に活かせなければ意味がないですからね!

こうして、もう1年分解く際に前回分を振り返り、分析ノートの内容を頭に入れた上で再度問題に触れるからこそ、分析が意味を成します。

今述べたプロセスが、いわゆる試行錯誤です!

 

ここからは英語に特化した細かい分析方法をお話ししていきます!

 

2、細かい方法(英語に特化!)

ここでは、課題点ごとにその分析方法をお話しします!

 

①単語が難しい

一般に、共通テストレベルの単語に比べて、2次私大の単語レベルの方が高いです。問題を解いてみて、自分の志望大学の問題に対応するために語彙力がもっと必要なら、そのための努力は惜しまないこと!

単語には、分析も何もありません。

が!

どのような文脈でその単語が使われていたか、前置詞とセットのイディオムはないかなどは確認しましょう。

もう一度その単語に出会った時に思い出しやすく、覚えやすくなります。

 

②文構造(英文法)が分からず解けない

まずは分からなかった英文をもう一度じっくり読んでみましょう。解説を見なくても、落ち着いて読めば構造をきちんと取れて理解できるということもよくあります。

ではもう一度じっくり読んでも分からなかったらどうするか?

ここでやっと、解説を見てみます!SVOCを分析し、隠れていた熟語に気づけなかったんだ、とか、SVOCが離れたところにあったんだ、とか、発見をするのです。その部分にはしっかりと印をつけたり、専用ノート1冊用意するなどし、いつでも振り返ることができるようにしておくと良いでしょう!

 

 

③時間が足りない

時間さえあれば解けるのに、、という人に有効なことは、実践演習です!と言いたいところですが、、、

ここで重要なのは、なぜ時間が足りないのかというところまでもう一歩踏み込んで分析することです。

・長文を読むスピードが遅い

・速読はできるが、選択肢問題で迷って時間を使い過ぎてしまう

・ある大問に時間をかけ過ぎている

などなど、「時間が足りない」の中にも種類はいろいろとあるに違いありません。

ここを意識して復習することで初めて、「時間が足りなかった」という反省点を次につなげることができます。

 

 

 

かなりボリューミーな内容となりましたが、、

文系にも理系にも必要なこの英語

過去問分析マスターになって、過去問演習を有意義なものにしてください!☆

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!