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2022年 7月 24日 ☆過去問の分析方法(世界史編)☆
みなさんこんにちは!
担任助手一年、慶應義塾大学経済学部の大槻勇裕です!
とうとう7月も後半にさしかかりましたね!
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
そろそろ8月に入りますね!
8月といえば過去問の季節です。
ということで今日から過去問の分析方法についての紹介をして生きたいと思います。
今日は私の受験科目の一つである世界史の過去問分析方法についてお話していきたいとおもいます。
「世界史の復習方法なんて簡単じゃん」って思う人が多くいると思うのですが、実際はそんな甘いものではありません!
今回は主に世界史の論述問題の分析方法について話していきたいと思います。
まずは、過去問を時間いっぱいかけて答案を作成します。
世界史や日本史などの社会科目はじかんが余ってしまうという人が大半ですが、時間を使い 見直しをし、答案に過不足がないかを確認することでより洗練された回答の作成が可能となります。
次に回答が添削されて返された答案を確認します。
添削された回答には、必ず加点ポイントもついているので確認しましょう。
そして自分の解答と照らし合わせて、自分の回答に何が足りなかったのかを確認し、回答のプロセスを考えます。
そして、教科書や解説書などで流れを確認し、課された問題に対してなぜその回答になったかを考えることが重要です。
また、歴史上起こる出来事や政策などの歴史的意義を考えることが世界史知識を増幅させていく上で大切になってきます。
なぜ歴史的意義を考えることが重要なのか、それはある出来事がなぜ起こったのか、なにが原因で始まったのかが分かるからです。
これらを理解することによって、世界史を丸暗記だけで片付けることなく本質的に理解することができるようになります。
これにより、前後の出来事とのつながりや歴史の流れを掴みやすくなります。
このように、論述問題に対して答えるにはまずその歴史的意義と経緯を説明することが大切になる。
その際には、必ず加点ポイントとなる用語を絶対に盛り込みましょう。
論述問題の採点方式は加点方式です。
なぜ加点方式であると言い切れるのか。論述の回答には1000人いたら1000通りの回答が出てきます。
その1000通りの解答を複数人で採点するとなると、採点官によって個人差が出てきてしまします。
その個人差を解消するために、「このワードが書かれてあれば加点」「このキーワドが書かれていたら加点」とったように試験官共通の加点ポイントが存在します。
この加点ポイントをどれだけ不足なく盛り込めるかが鍵になってきます。
そして、その過去問演習を通して得られる問題傾向や出題範囲をフルに活用することを心がけてください。
過去問の分析とはこのようなことを指します。
例えば、前近代以降の問題しか出ないのに前近代以前の範囲ばかり勉強してもあまり効果は得られません。
まとめると…
①歴史的意義を掴むこと
②前後のつながりを意識すること
③加点ポイントとなる世界史ワードを盛り込むこと
④その大学学部の問題傾向を把握すること
です!
これらを意識すれば点数も自然と上がってくると私の経験上ということができます。
しかし、過去問の復習法や分析法は各々違うと思うので、今自分が述べたやり方を 鵜呑みにする必要はありません。