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2020年 7月 25日 ☆大学のその先〜就職活動について〜☆

みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは!

青山学院大学国際政治経済学部4年の村山です。

4連休も後半に入りますが、いかがお過ごしですか?

目標に向かって一歩一歩近づけていますか?

本来なら夏休みが始まっている時期です。

毎日15時間勉強して、受験の天王山である夏を駆け抜けているはずです。

受験日は恐らく変わりません。

1日1日迫ってきています。

1分1秒を大切に!

私も学生生活最後の夏として、英語、卒論、経済学、中国語、スペイン語、世界遺産、、やりたいことがたくさんあるので、たくさん勉強したいと思います!

 

さて、今日はお待ちかねの(多分待ってないですね笑)、就職活動についてお話ししたいと思います。

なぜ高校生であるみなさんにお話ししたいかと言うと、就職活動は大学受験とは違って学力試験ではなく、その人の人柄や能力による選考だからです。つまり、1、2年でどうにかなる話ではないからです。極端に言うと、みなさんの就職活動は産まれた時から始まっています。まあそれは極端すぎますが、高校生の時、どんな高校生活を送り、どんな夢や考えを持って、どんな理由で大学を目指し、大学生活をどう過ごしたいと思うか、どんな仕事に就きたいか、などしっかり自分の人生のビジョンを持っていることがとってもとっても大切です。

私は高校生の頃から航空業界を目指していました。このコロナ禍で採用中止が相次ぎ思うようにいかないこともたくさんありましたが、先月末に無事、日本の航空会社の1つに内定をもらうことができました。4月から念願の航空会社で働くことができます!!

 

そもそも就職活動ってどんな感じ?

と思う人も多いと思うので簡単に説明しますね。

まず私の代2021卒は、紆余曲折がありましたが、政府の主導により例年のスケジュール通り就職活動が行われました。

大学3年生の3月にエントリー開始。

各企業の募集要項が解禁され、エントリーをすることができます。エントリーとは、その企業に興味がありますという意思表示のようなもので、簡単なプロフィールなどを登録します。エントリーすることで、その企業に応募する資格を得られ、応募書類の詳細や採用活動のスケジュールなどの情報を詳しく知ることができます。

大学4年生の6月に選考開始。

基本的にここから面接選考などが始まり、内々定(企業があなたを採用したいと思っていますという意思表示)が出されます。その書類に承諾をすると、雇用契約上「内定」とされ卒業後の職の保証がなされます。

そして、大学4年生の10月に各企業で内定式が行われます。

というスケジュールですが、、

今後この政府主導のスケジュールがなくなり、一括採用ではなく通年を通して企業の都合で採用するような通年採用の就職活動になると考えられます

今年度でも人手不足や採用難から、良い人財を早く確保したいと企業は考えているので、早期選考などと言った言葉が飛び交い、大学3年生の3月1日には内定率約16%、4月1日には約35%と、多くの大学生が早くに内定を獲得している状況でした。今後も早期化していくと考えられます。

その上、インターンシップの重要性が高まっています。インターンシップとは、企業が学生に提供する就業体験の場です。1dayのものから1ヶ月間のものまで企業によって様々ですが、企業が、その会社を知ったり体験したりできるプログラムを用意してくれます。インターンシップに参加するには、抽選や先着のものもありますが、これまた選考であることが多いです。そのため、大学1年生でも参加できるインターンシップもあります。

そのインターンシップがなぜ重要なのか。より詳しくその会社を知ることができたり、企業側に自分を知ってもらえたりすると同時に、企業としては内定には直結しないと言っているものの早期選考として他のスケジュールより早めの選考を案内したり、特別な情報を教えてくれたりするケースもあります。

そのため、まだ大学生活の中で学んだり、自分がやりたいことを探したりしている最中なのに、就職活動をしなくてはならない現状があります。だからこそ、今から考えることが大切だと思うのです。

 

じゃあどうしたら内々定がもらえるの?

上記のスケジュールの中では、

基本的には3月から本格的に選考が始まります。

本当に会社によるので一概には言えませんが、選考の種類がいくつかあります。

書類選考

グループディスカッション形式

プレゼンテーション型面接

集団面接

個人面接

などがあります。

そのような内容の一次選考、二次選考、、、と受験し、だんだん合格者が減っていき、全ての選考に合格することで見事内定となります。

今示したように、一発勝負ではないので、採用担当者は志望者の人柄や考え方、能力を探りながら見極めていき、その会社に適切な人財を選んでいきます。

だからこそ、大きな決断であるこの大学受験を前に、自分がどんな大人になりたいか、自分が生涯かけて成し遂げたい夢は何か、どんな人の役に立ちたいか、、自分の将来と本気で向き合って欲しいなと心から思います。

 

最後に、私の就職活動の話をします。

私は、小さい頃から旅行や飛行機が好きだったのでCAさんに憧れを持っていました。しかし、高校2年生のこの時期、東進ハイスクールに通っていた私は将来の夢について本気で考える機会があり、調べたところ、私の身長ではCAさんになるのは難しいことを知りました。それまで本気で調べたことがなかったのでそれはそれは衝撃でした。そこで改めて将来について調べていくうちに、CAさん以外にも飛行機に関われる仕事がたくさんあることを知りました。そうして私の夢は航空会社に勤めることになりました。

もともと国際学に興味があったのですが、航空会社は海外の航空会社との連携が必要不可欠であったり、政治や経済との結びつきが強かったり、グローバル化に強く関連する仕事であったり、ということを感じ国際関係の大学、学部に絞って受験し、現在の青山学院大学国際政治経済学部に入学しました。

当時の私は、これからもっとグローバル化が進み、世界中が助け合う世界になっていくだろう、私もそんな世界に貢献していきたいと考えていました

しかし、国際政治経済学を学ぶ中で、イギリスのEU離脱問題やトランプ大統領の自国第一主義など世界はグローバル化とは逆の方向へ進み、その傾向はコロナ禍において加速しています。米中の貿易摩擦などをとっても、政治的にも経済的にも国際関係は悪化しているように感じています。

一方で、経済学を学ぶ中で、限りある地球上の資源を効率良く使うには世界中の国々が協力し合うことが大切であることも強く感じました。

そのような学びの中で、私は、

人と人を繋ぎ、愛で溢れた世界に貢献したい」という大きな夢を持ちました。自分や自国のこと優先の考え方が広がる中で、世界中の人が思いやりを持って支え合う世界であってほしいと思いました。

そして、就職活動として将来を考えた時に、この夢を叶えられるのが航空会社だと心から思いました。世界中の人々が個人として国境を超えて繋がることができる、人と人だけでなく、国や地域を繋げることができる、日本が誇るおもてなしで暖かな心を届けられると思いました。

だから私は、航空業界に絞って就職活動をし、1つの夢を叶えることができました。

でも、私の夢はまだまだ途中です。

むしろスタート地点です。

これからも大きな夢に向かって、努力し続けたいと思っています。

 

最後に、今の私があるのも東進ハイスクールの担任の先生とあの時に本気で将来について考え、調べる機会があったおかげだと思っています。本当に。何となく良いなあと思う大学に行って、何となく学んでいたら、小さい頃に描いた夢は夢のままだったなあと思います。私が大切にしている言葉に”keep dreaming”という言葉があります。「夢を見続ける」。どんなことでも夢や目標をもって努力できる人でありたいと思っています。なぜなら、シンプルに夢や目標に向かって頑張っている人って1番かっこいいから、もう一つは将来について、夢について考えている時ってすごくワクワクするからです。

私は、社会人になる最後の夏、もう一度自分と向き合い自分の将来を見つめ直す夏にしたいと思っています。

皆さんも自分の将来、夢について本気で考える夏にしてみてください。

そんな皆さんを本気で応援したいし、一緒に頑張りたいと思っています。

Keep dreaming!