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2021年 10月 9日 ☆商学部と経済学部の違い☆

みなさんこんにちは、こんばんは、おはようございます!

一橋大学商学部4年の前田尚樹です!

 

10月ということで2021年も残り2ヶ月を切りました。

そういえば入試ではその年度の数字に関連する数学の問題がよく出てきます。今の受験生は2022年度入試で、2022にまつわる問題が出てきてもおかしくないので数学受験のみなさん2022について調べときましょう。特に素因数分解すると

2022=2×3×337

なのでこれはなんだか問題として出てきてもおかしくない気がします。337が素数ってのはなかなか気づきにくいというか確かめるのに根気いると思うので知っとくと良いことあるかもしれませんね!

 

 

はい、さて本題入ります。ちょうど昨日とある生徒から

”商学と経済学って何が違うんですか?”

と質問されたので自分なりの答えをブログにしようと思います!

特に今の高校1、2年生は志望校を選定中の人も多いのではないでしょうか。今の時期は大学行って何を学びたいのかよく考えてモチベーションを高めてもらいたいです。

高校3年生も併願校決定する際の判断材料をして読んでくれると嬉しいです!

 

結論から言いますと

商学は会社の行動を分析する学問

経済学は社会全体の資源の分配の仕方を考える学問

になります。

パッと聞いてもよくわからないと思うので詳しく書いていきます。

商学は会社がどのように利益を生み出して、競争市場の中を勝ち抜いていくのかという問題を考える学問で経営学、会計学、マーケティング、金融学という4つの領域に分かれています。

経営学は経営者の視点から最適な組織構造であったり、中長期的に企業価値を生み出し続ける経営戦略を考えます。会計学は企業のお金の流れ(家計簿のようなもの)の書き方を学ぶものです。家計簿と聞くとなんだかしょぼそうですが、企業分析をする際に要となる知識になるのでめちゃくちゃ重要かつ難しいですね。マーケティングは一番馴染みがあるかもしれませんが、製品をどのように消費者に買ってもらうのかを研究します。最後の金融学では、お金の貸借の仕組みを学びます。企業は基本的に銀行や投資家のお金を元手に製造と販売をし、利益を作って還元を行います。お金の貸し借りは企業活動において最初に考えなければならないことと言えるでしょう。全体的に言うと、将来就職や起業した時に使えるイメージがつきやすい学問でもあると思います。

 

 

経済学は世の中にある数少ない資源を人々がどのように保有して交換していくのか、1番よい配分の仕方は何かを考える学問です。経済学の登場人物として会社も出てきますが、超絶怒涛に抽象化されてるので資源を人々が買うものに変換する装置としか見られてないです。このように会社をはじめとして消費者、政府等をめちゃくちゃ抽象化して行動を数式で表現し、交換の結果を均衡点(連立方程式の解)として導き出します。

そうして社会全体で人々の保有量が決まるのでその良し悪しを分析するのが経済学の流れになります。

 

 

 

 

結局、商学は実用的で将来ビジネスパーソンになるうえで必要な知識を学べます。

一方経済学は社会全体の動きを捉えていくのでかなり抽象的な学問です。どちらにせよ知っといた方がいいと思いますが、抽象化を好むか好まないかで勉強のしやすさが変わってきます。

現実に近く具体的なイメージをしながら学問をやりたい人は商学一般化抽象化してそれを現実に当てはめていくが好きな人は経済学を学ぶといいのではないでしょうか。

 

 

最後にお知らせです!

11/7(日)に全国統一高校生テストが東進ハイスクールで行われます!

特に、

①今高校2年生1年生で大学受験を始めようかなと思っている方

②もうすでに勉強を始めている方

③大学受験ってよくわからない

どなたでもぜひ受験をしてみてください!自分の今の実力と志望校のギャップを知って受験勉強に役立てましょう!受験料は無料となります!皆さんの受験を心からお待ちしております!