☆大学入試改革について☆ | 東進ハイスクール春日部校|埼玉県

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2020年 5月 23日 ☆大学入試改革について☆

 

 

みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは!

青山学院大学国際政治経済学部4年の村山です。お久しぶりです!

 

私は就職活動中なのですが、、、小さい頃からずっと目指していた航空業界はとても厳しい状況で、採用延期や中断、中止が相次いでいます。

先行きが不透明な中ですが、一人一人が今できることを一生懸命頑張りましょう!私も頑張ります!受験生の皆さんも今まで思い描いていた学生生活・受験生活ではないと思いますが、「ピンチはチャンス!」、状況は皆同じです。どれだけ自分と向き合いチャンスに出来るか、大きく差が開く時です。後悔のない1日1日を過ごしてくださいね。

 

さて、本日は、

大学入試改革について

お話したいと思います。

数年前から大学入試改革という言葉を耳にし、今年度の受験生は“自分たちの代から入試が変わるんだ”と覚悟をしていると思います。4ヶ月前に実施された試験をもって大学入試センター試験は廃止され、大学入学共通テストへ移行します。その中で、文部科学省は、公平性や制度の不備の問題から、大学入試改革として実施される予定であった記述式問題の導入や英語民間試験の利用などの仕組みを取りやめることを発表しました。多くの受験生が、何度も変わる入試制度や新しい仕組みに不安を抱えていると思います。

そんな皆さんに、結局今までの大学入試と何が違うのか簡単にお話します。

 

そもそもなぜ、大学入試改革が実施されるのか。

それは、社会で必要とされる力と大学入試で問われる力が違うからです。

急速なグローバル化や科学技術の進化など、私たちの社会環境は大きく変化し続けています。その中で、これからの時代に求められる力は、自ら課題を見つけ、解決する力と言われています。そのため、近年の教育のあり方も徐々に変わってきています。しかし、これまでの大学入試は基礎的な知識や技術中心であり、求められる力や高校までの教育のあり方と合っていない仕組みでした。もちろん高校や予備校も少なからず大学入試に即した授業をするので教育全体として矛盾が生じます。そこで、大学入試の制度を大きく変え、日本の教育を変えていこう!というのが大きな目的です。

 

では、新入試で問われる力とはどんな力なのか

『学力の三要素』を知っていますか?大学入試について調べている人は聞いたことがあるかもしれません。

「知識・技能」 学習の土台

「思考力・判断力・表現力」 課題に対して自ら考え判断し、他者に伝える力

「主体性・多様性・協働性」 様々な立場や意見をまとめ、課題解決に向かう姿勢

の3つです。

新入試は、これらの要素を測るものとして、中身や形が変わっています。とても大切なキーワードなので覚えておいてくださいね!

 

では本題、結局今までの大学入試と何が違うのか

①入試制度の名称

一般入試→「一般選抜」

推薦入試→「学校推薦型選抜」

AO入試→「総合型選抜」

あまり大きく影響はないと思いますが、混乱しないように一応知っておいてください!

②大学入学共通テスト

これは一番大きな影響があると思います。

▷学力の思考力・判断力・表現力が問われる問題になる

全てマーク式という形式はこれまでのセンター試験と変わらないものの、解答形式や問題素材に変化があります。

例えば、

当てはまる選択肢をすべて選択させる問題や前出の解答と連動する問題

提示された複数の文章や資料から必要な情報を抽出したり組み合わせたりして思考・判断させる問題

学習の過程を意識した場面設定(高校の授業や日常生活の場面など)で知識の理解や思考力を問う問題

初めて見る資料などの題材で、これまで身に付けた知識の理解や思考力を問う問題

英語の配点(R:Lが100:100)

これまでリーディング200点、リスニング50点であったのに比べ配点が大きく変わり、リスニングの重要性が上がったことを感じます。

また、リーディングでは発音・アクセントなどの出題はなく、読解中心になります。リスニングでは、これまでのセンター試験は全問2回読み上げられていましたが、1回のみの問題も出題され、アメリカ英語以外の読み上げも行われます。より実際のコミュニケーションを想定した、実践的な出題傾向になるとされています。

③個別試験

各大学によるので志望大学の募集要項を必ず確認して欲しいですが、全体の傾向として。

▷主体性評価の導入

一般選抜においても、調査書や志望理由書を提出したり、面接を行ったりする入試が増える予定です。

▷記述式問題の増加

大学入学共通テストの記述式は取りやめになりましたが、個別試験で記述式を採用する大学が増えると考えられます。

▷主に私立大学における英語民間試験の活用

今年から大きく変わる制度ではありませんが、近年英語民間試験を活用する大学が増えています。お馴染みの英検やGTEC、TEAP、IELTSなどがありますが、受験料や年間実施回数、会場等様々です。新型コロナウイルスの影響で、中止になっている試験が多いので、志望大学の募集要項を確認の上、どの試験でどれくらいのスコアを獲得すれば加算されるのかもしくは出願できるのか、必ずチェックしてください!

英検は実施回数がとても少ないので、他の検定にもこの機会に目を向けてもいいかもしれません。民間試験によって形式や出題内容も大きく異なるので、自分と相性のいい試験を選ぶ力も大切だと思います。

 

長くなりましたが、

大きくまとめると以上3点が

結局今までの大学入試と何が違うのか」に対する答えになります。

 

最後に、、、

先に述べた「自ら課題を見つけ、解決する力」や「学力の三要素」は簡単に身につく力ではありません。

知識を覚えることはもちろん、

日々の生活の中で疑問や問題に興味関心を持ち考えること、

様々なことに進んで新しいことに取り組むこと、

自分の考えを他人に伝えようとすること

も大きな学びになります。

大学受験に向けて、だけではなく、これからの日本・世界をつくっていく1人として、活躍できる人になれるよう高校生という大きな学びのある時間を大切にして欲しいです。

 

そんなことを言われても何から始めればいいか分からない、という方

ぜひ新型コロナウイルスについて考えてみてください。

あらゆる面で様々な問題に直面し、少なくともこれからの世界は変わっていきます。グローバル化が失速し世界経済のブロック化が進むかもしれません。テレワークが急速に進むかもしれません。貧富格差が大きくなるかもしれません。これまで経験したことのないような歴史に残る時代を生きる1人として、自分の考えを持ってください。私も日々のニュースや新聞に目を向け、自分にはこれから何ができるのか、これまで学んできたことを活かしながら自分の考えを持つようにしています。これからも、国際経済学を学ぶ学生として、社会に出る大人として、周りの社会問題に目を向け、主体的に取り組んでいきたいと思っています。

 

不安は尽きないと思いますが、今自分にできることに全力で!

STAY POSITIVE!

 

長くなりましたが、

皆さんが大学受験に向かって前向きに努力できるよう応援しています!